新大久保の路上を昼間から指を絡ませ歩いている 初夏の気持ち良い空に抜ける鳥の捩れる舌は 曹達割りの檸檬が半月となる薄汚い居酒屋の陰影で 細かに震えている中身は未だ少女のままかもしれない 娼婦はわざとらしく朱にまみれ覗く前歯の沁みで淫行へ導く 体…
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