佐々木漣 ブログ 漣の残響

闇の中に詩を投げろ

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

空想癖の終焉で

生きていくことに妥協を覚えた心臓は時々、握りつぶされたような眠りに、落ちる最初は一秒、次は二秒影は助走のように長くなるどこまで跳ぶのか、行くのか自死の発作が自らの中で目覚め、息ができないと叫ぶ 歩んだ足跡たちはどこへ消えたのだろう未来は救済…

セルフィー

父親が十七歳で初体験したフィヨルドは、この世のものだったのだろうか?心の中で固くなったパドルを握り、その美しい迷路に、ゆっくりと燕下するように入っていった古くから伝えられてきた聖別された熱量で共有する互いの痛みと悦楽ふっ、と漏れる水の声が…

逆光

八月の凍てつく光が今日も人を酷暑にする人間の温暖化は着実に進んでおり、いつ発火してもおかしくない状況で、侮辱ほど簡単な起爆装置はない 自ら地雷を踏んだジャーナリストが身を賭して叫んでいる子どもたちに民の種を託せるのか立ち尽くす以外に、道はな…

第一回よるもく舎■合評企画 佐々木漣『漂泊の虎』

〇よるもく相互合評会とは?? 詩舎夜の目撃者(通称よるもく舎)で、詩を相互に発表しあう場を作ろうというもの。毎回作品を相互に批評、感想を出して発表しちゃおうと勝手に考えた、「魚野真美 詩舎 夜の目撃者」における企画です。今回は私の作品『漂泊の…

よるもく相互合評会 魚野真美 太陽の親子

〇よるもく相互合評会とは??詩舎 夜の目撃者(通称よるもく舎)内で、不定期でゲストと相互に発表しあう場を作ろうというもの。作品を相互に批評、感想を出して発表しちゃおうと勝手に考えた魚野真美さんのブログ、「魚野真美 詩舎 夜の目撃者」における企…

お引越し

新年度に入り、ブログをお引越ししました。 自作の詩や、様々な感想を弱い電波でビビビビと発信していきます。 不慣れなので、最初からトラブっていますがよろしくお願いします。